毎週金曜日のバイオテクノロジー(BTJ)メールで編集部原稿を担当しておりますBTJ編集長の河田です。今年もよろしくお願いします。
 1週間前のこのメールで少し触れさせていただいたように今週は、火曜日、水曜日、木曜日とバイオ関連団体の賀詞交歓会に参加しました。社内の用があり、挨拶のときだけ参加という場合もありましたが。現在のところ、BTJで賀詞交歓会のニュースいくつか報道しておりますので、ご覧ください。
1月13日(火)1130-1330 虎ノ門パストラル、STAFF(農水省系)1月14日(水)1800-2000 虎ノ門パストラル、HS財団(厚労省系)1月15日(木)1100-1300 グランドプリンスH赤坂、JBAほかバイオ関連団体(経産省系)
「出でよ、農業バイオの坂本龍馬」、農林水産先端技術産業振興センター賀詞交歓会で岩元睦夫理事長に聞く
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2005/8784/
農林水産先端技術産業振興センター(STAFF)の賀詞交歓会に230人参加、前年を大幅に上回る
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2005/8780/
日本健康・栄養食品協会の賀詞交歓会に430人、09年4月に安全性第三者認証機関を設立
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2005/8778/
 ヒューマンサイエンス財団や経済産業省系の関連団体の賀詞交歓会の記事も追って報道して参ります。
 今日は昨日に引き続き、東京国際フォーラムのホールB5におります。
 昨日は「平成20年度 ターゲットタンパク研究プログラム公開シンポジウム ターゲットタンパク研究プログラムから見える未来─2」が開かれまして、1年前の1回目の成果発表会を上回り、600人近くの参加者が集まったとのことです。
 特別講演した米Scripps研究所のRaymond C. Stevens氏の記事などとりまとめ中です。ご自身4つ目となるベンチャーを立ち上げたとのことです。
 今日は同じ会場で「文部科学省ゲノムネットワークプロジェクト 第5回公開シンポジウム ゲノムネットワークが拓く新しい医学・生物学」が開かれてまして、午前中は理研の林崎良英氏が「転写ネットワーク解析の新展開」、国立遺伝学研究所の五條堀孝氏が「ゲノムネットワーク時代の生命医科学」と題した講演をなさいました。
 DNAシーケンスなどを劇的に高速化した新型分析器の登場でゲノムネットワークプロジェクトのデータのアウトプットがものすごいことになっていると、改めてびっくりしました。
 論文発表がこれからという新たな成果についても少し触れられました。追って報道して参ります。
 この2つの文部科学省主導のプロジェクトの成果発表会が同じ会場で連日、行われたのは、09年度から2つのプロジェクトが合体するからのようです。
 ゲノムネットワークは09年3月で5カ年プロジェクトが終了しますが、その後継として「革新的細胞解析研究プログラム」(通称:セルイノベーション)が09年4月から始まります。09年度からは、07年4月に始まったターゲットタンパクと、このセルイノベーションとが合体して、「革新的タンパク質・細胞解析研究イニシアチブ」という名称になります。
※BTJ関連記事
文科省の09年度のバイオ関連予算、近く次世代シーケンス拠点の公募を開始へ
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2005/8652/
 とにかく特に遺伝子周りの成果発表の内容は圧巻です。「有田研究室が『代謝化合物のデータベース』という頭を使わなさそうなテーマに取り組む理由は、まず、化合物のデータは100年経っても価値が変わらないから。5年で陳腐化する遺伝子アノテーション等とは寿命が違う」と、CBRC Newsletter 26(WINTER 2009)に、CBRC 招聘研究員の有田正規さん(東大・新領域)はお書きになってますが、遺伝子周りは次々と新たな現象が明らかになってきていて、膨大なデータの再評価が必要になってきているように思います。とにかく生命の真実に迫る技術革新と研究の進展にはほんとびっくりです。
 メール原稿の締め切り時間になりました。今日はここまでとさせていただきます。
 最後に昨年末に発行・公開した「BTJジャーナル」08年12月号(第36号)のコンテンツを目次にて紹介します。
                         BTJ編集長 河田孝雄
※「BTJジャーナル」08年12月号の目次
P.2 「大学は今」第12回
動き出したスーパー特区
規制改革に向け議論開始
P.6 特集リポート
生物物理学会・BMB2008より
若手研究者の支援が焦点
P.10 論文被引用とキャリア
客観的評価とhインデックス
P.14 BTJアカデミック・ランキング
続報、スーパー特区採択がトップ
P.15 専門情報サイト「FoodScience」
ヨウ素取り過ぎ日本
P.16 BTJセミナー・レビュー
再生医療「産業化」への鍵
P.18 広告索引
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