09年1月は我が国の再生医療元年となりそうです。
 いよいよジャパン・ティッシュ・エンジニアリングの自家培養皮膚「ジェイス」が保険収載される可能性が出てまいりました。
 実に最高のタイミングですが、11月26日に、ジャパン・ティッシュ・エンジニアリングの後援を得て、今年最後のBTJプロフェっ所なるセミナーを開催します。ジェイスの産業化の現状を徹底的に議論、更にiPS細胞のGMP対応生産技術まで展望いたします。
 もうお申し込みになりましたか?
 学生、大学院生、ポスドク、助教までは、ジャパン・ティッシュ・エンジニアリングのご厚意で、無料招待をいたします。今回のテーマは「再生医療の実用化」、昨年、販売認可を厚労省から獲得、09年にも発売される可能性が高い、培養皮膚「ジェイス」の実用化の詳細から、iPS細胞のGMP生産まで、再生医療の鍵となるトピックスを議論いたします。勿論先端技術だけでなく、規制や薬事にも焦点を当てます。
 米Pfizer社も再生医療に今月着手しました。どうぞ抗体医薬の轍を踏むことなく、再生医療に迅速に対応いたしましょう。このセミナーでは再生医療の可能性と実用化の落とし穴を総て把握することができます。どうぞ、下記より詳細にアクセスの上、お申し込みをお急ぎ願います。
http://bio.nikkeibp.co.jp/bio/seminar/081126/
 会場でお会いいたしましょう。
            Biotechnology Japan Webmaster 宮田 満
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日経バイオ年鑑2009の編集作業が完了しました
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 こんにちは。水曜日を担当する日経バイオテク編集長の橋本宗明です。
 編集部を挙げて長丁場で取り組んできた日経バイオ年鑑2009の編集作業が完了しました。
 そのバイオ年鑑2009の序文にも書いたのですが、08年のバイオ産業は全般的には停滞感が漂っていましたが、実は分野によっては活気付いたところも幾つかありました。
 その1つが抗体医薬です。07年11月に武田薬品工業が抗体医薬の研究拠点としてTakeda San Francisco(TSF)社を設立したり、11月にアステラス製薬が米Agensys社を買収したり、あるいは08年5月には第一三共がドイツU3 Pharma社を買収するなど、大手製薬企業の間で投資を競い合うような動きが見られました。エーザイ、協和発酵キリン、中外製薬なども含めて、大手製薬企業の間では抗体医薬関連の研究開発競争が激化しています。これに伴い、抗体関連の技術や試薬などのビジネスは順調に拡大したと推定されます。
 基礎研究関連では、iPS細胞(多能性幹細胞)が大いに注目されました。07年12月に文部科学省は、iPS細胞研究を加速させるため、今後5年間で100億円を投じることを決定。京都大学には山中伸弥教授をセンター長とするiPS細胞研究センターが発足しました。また、8月にはiPSアカデミアジャパンが企業向けにiPS細胞の配布を開始。アカデミアに加えて企業でも細胞関連の研究が活発化し、関連する機器・試薬などの市場が大きく伸びた模様です。
 07年初めから08年前半にかけて原油価格が高騰したことを背景に、環境バイオ分野も脚光を浴びました。バイオエタノール・ジャパン・関西が07年10月に廃材を原料とするバイオエタノールの商業生産を開始したのに続いて、08年1月にはサッポロビール、丸紅、月島機械などが現地企業と組み、タイでモラセス(廃糖蜜)とバガス(サトウキビの絞りかす)を原料にエタノールを製造する工場を稼働させました。また、三菱化学や三井化学、帝人などの大手化学メーカーでは、汎用化成品の原料をバイオマスに転換するための研究を強化しています。
 ただ、そうした光の当たる分野がある一方で、多くのバイオベンチャーにとって08年が厳しい1年だった(まだ1カ月半ほど残していますが)のは確かでしょう。上場バイオベンチャーの株価低迷を理由に新規株式上場(IPO)の際の株価が低く設定されるようになり、ベンチャーキャピタルがバイオ分野への投資を控えるようになってしまったためです。この結果、数多くのバイオベンチャーが姿を消していきました。
 ただ、その半面、製薬企業によるバイオ投資が活発化し、イーベックやエムズサイエンス、リブテックなど、製薬企業へのライセンス契約を成功させる事例が相次いだことも忘れてはいけません。昨日取材した日本バイオマテリアル学会でも、「日本企業は海外のバイオベンチャーとだけ提携し、日本のバイオベンチャーには目を向けない」と指摘する声が出ていましたが、日本企業と日本のバイオベンチャーとの提携も幾つか成約しています。選ばれるところはしっかりと選別されているのです。
 もっとも、日経バイオ年鑑2009で整理したのは07年10月ごろから08年10月ごろにかけてのバイオ産業の動向であって、08年12月末にかけては、経済的にも政治的にもまだまだ大きな動きがありそうです。そうした動向は、日々のニュースを配信する日経バイオテク・オンライン( http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/index.jsp )のサイトでお読みいただくとして、日経バイオ年鑑では、バイオ産業の各分野別に、1年間の動向を俯瞰して把握できます。日経バイオテク本誌に連載しているパイプライン研究や、審査報告書を読むなどのコラムを再掲載しているので、まとめてお読みいただくこともできます。12月11日までは、定価の20%OFFの予約特価でご購入いただけます。バイオ産業に関心がある方は、下記のサイトからぜひ、お申し込みください。
http://bio.nikkeibp.co.jp/bio/book/01.html
 また、日経バイオテク・オンラインは、ただいま2週間無料でご利用いただける試読キャンペーンを実施しています。キャンペーンは11月21日までです。21日までにお申し込みいただければ、そこから2週間、全文をお読みいただけます(記事本数は40本まで)。こちらもこの機会にぜひ、ご利用ください。
https://biotech.nikkeibp.co.jp/online/can0809_1.jsp
 最後に、11月26日に再生医療の実用化をテーマに、BTJプロフェッショナルセミナーを開催します。こちらもぜひご参加ください。
http://bio.nikkeibp.co.jp/bio/seminar/081126/
                     日経バイオテク編集長 橋本宗明
 
 ご意見があれば以下のフォームからお願いします。いただいたご意見を次回以降のBTJメールの中で、匿名で紹介させていただく可能性があることをご了解ください(紹介されたくない場合はその旨を明記しておいてください)。
 
https://bpcgi.nikkeibp.co.jp/form-cgi/formhtml.cgi?form=ask_pass4/index.html
 
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最も権威がある世界の大学ランキングの詳報を掲載
日本の大学の私学トップは早稲田
私学2位の慶應は200位圏外に
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 バイオ研究者のスキルアップやキャリアアップに役立てていただきたい月刊のPDFマガジン「BTJジャーナル」08年10月号を、先週末に発行・公開しました。
 巻頭の好評連載「大学は今」の第10回は、10月半ばに英国から発表になった世界の大学ランキングを詳報しています。BTJジャーナルの記事では、総合ランキングのトップ200の大学と、「ライフサイエンス・バイオ医薬」分野のトップ50のランキングを載せています。ぜひご覧ください。
※BTJ記事
権威ある「Times世界の大学ランキング」、国別トップ大学の順位で国をランキングしてみると
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2005/7066/
Times世界の大学ランキング2008年版、バイオ分野トップ100に日本は3大学、東大がアジアトップ奪還も世界トップ米Harvard大学との差は広がる
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2005/6718/
Times世界の大学ランキング2008年版、慶應は214位、筑波、広島、千葉も300位ランクイン
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2005/6717/
続報、Times世界の大学ランキング2008年版、トップ200に日本は10校、東工大が大躍進、慶應義塾が外れる
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2005/6620/
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 08年10月号(第34号)のコンテンツを目次で紹介します。
P.2 連載「大学は今」第10回
権威ある世界大学ランキング
日本の大学は35校がランクイン
P.7 特集リポート
日本が牽引する疲労の科学
脳の分子イメージングが鍵
渡辺恭良・理研センター長・大阪市大教授
P.11 連載「いいともバイオインフォマティスト」
第4回 舟橋啓・慶應義塾大学専任講師
P.14 BTJアカデミック・ランキング
論文の被引用の関連記事が人気
P.15 専門情報ウェブサイト「FoodScience」
中国産野菜でまた被害
P.16 BTJプロフェッショナルセミナーReview
「Gateway開発記念10周年シンポジウム」(9月2日開催)

P.18 BTJプロフェッショナルセミナーReview「次世代シーケンサーが変えるバイオ研究の未来」(9月18日開催)
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                         BTJ編集長 河田孝雄
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