東京もいよいよ天高く馬肥えるシーズンを迎えました。
 
 これはそもそも遊牧民の秋の表現ですが、イノベーションを追求する皆さんのような知的狩人にとっても収穫の時期です。
 という訳で、これからBioJapan2008の開幕する10月15日まで、BTJ/HEADLINE/NEWSでも見所情報をがんがんお伝えいたします。幸い皆さんの反応が極めて良く、満員札止めのセミナーがどんどん増えております、この機会にどうぞ下記のセミナー事前予約サイトから登録をお急ぎ下さい。
 
 後悔先に立たずです。
○セミナー事前予約サイト
https://biojapan2008.com/public/application/add/37?lang=jp 
 
 本日の一押情報は、バイオベンチャー救済の秘中の秘、イノベーション創造機構と来年には明るい兆しのあるバイオベンチャーの投資環境に関するセミナーをご案内します。永田町の隠し金脈の一つである産業投資特別会計の余剰金を活用、民間との投資もあわせ、2010年までに1000億円相当の投資ファンドがイノベーション創造機構の下に創成されます。まさに起死回生の一策。
 
 BioJapan2008では、イノベーション創造機構の設立に奔走した関係者を招き、その実態の裏表を議論いたします。
 
 また、JETROの企画で、海外の死の谷を越えた事例なども生の声を紹介する。
 
 注目セミナーをご覧の上、是非とも下記のサイトより、事前申し込みをお急ぎ下さい(無料)。
○セミナー事前予約サイト
https://biojapan2008.com/public/application/add/37?lang=jp 
 
◎注目セミナー
10月15日 午前11時30分から11時50分 G-3 SWX Swiss 
                    Exchange(欧州のベンチャー市場)
10月16日 午後1時30分から午後2時30分 D-6 JETRO、米国成功例に
            学ぶバイオベンチャー死の谷を越えるステップアップ
       午後3時から午後4時 C-7 我が国バイオベンチャーの再興その1
10月17日 午前10時から午前11時30分 C-8 我が国バイオベンチャーの
                  再興その2-市場と国のサバイバルプランー
10月17日 午前12時から午後1時 C-9 バイオファイナンスギルド
  
 イノベーション創造機構に関してはC-8とC-9で、表裏を議論いたします。
 
 C-9は恒例の昼ごはん無しのランチョンセッションです。
 
 iPS細胞の山中伸弥教授のセッションは早朝にもかかわらずもう満員札止めです。実は10月16日の午前12時から午後2時30分まで開催される、C-5 オンタリオ州政府(カナダ)のセッションでも講演いたします。残席わずかですのでどうぞお早めにお申し込み願います。
 
 是非ともマッチングサイトへのご登録もお忘れなく、既に800社・個人が登録し、BioJapan2008での面談の約束をどんどん進めています。
◎ビジネスパートナリング・マッチング登録サイト(無料)
https://biojapan2008.com/public/application/add/37?lang=jp 
 
 会場でお会いいたしましょう。
 
                  Biotechnology Japan Webmaster 宮田 満
 
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BioJapan2008の見所を駆け足でお伝えします
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 こんにちは。水曜日を担当する日経バイオテク編集長の橋本宗明です。
 
 10月15日から17日までパシフィコ横浜で開催するBioJapan2008が迫ってきました。編集部でも、いろいろとお手伝いしており、見所などを簡単に紹介させていただきます。
 
 まず、今年のBioJapanの特徴は、「健康バイオ」と「環境バイオ」の2つを主要テーマに設定したことです。
 
 健康バイオのキーワードはアライアンスです。主催者団体の1つである日本製薬工業協会(製薬協)の主要加盟企業が展示会場にアライアンス担当者を常駐させるなど、アライアンスを目的とするブースが幾つか出展されます。
 
 そうやって製薬企業側がアライアンスの場を設ける一方で、ベンチャーや大学、技術移転機関(TLO)がプレゼンテーションする場も数多く設けます。
 
 経済産業省関東経済局が全国のバイオクラスターと連携して行う「アライアンスプロモーション in BioJapan2008」は、全国から選抜した創薬、創薬支援、再生医療系の有力バイオベンチャー40社が、3日間に渡って展示会場内の特設コーナーでプレゼンテーションを行うというイベントです。また、大学の知的財産本部やTLOがポスター発表とプレゼンテーションを行う「TLO、大学知財本部ポスター・プレゼンコーナー」を展示会場内に設ける計画です。
 
 新しいシーズを探している人、自分たちの研究シーズを売り込みたい人の双方は、ぜひ展示会場まで足を運び、アライアンスの機会を探ってもらいたいと思います。
 
 もう1つの主要テーマである環境バイオでは、バイオマスプラスチックとバイオ燃料がキーワードです。
 
 展示会場にバイオマスプラスチックゾーンを設置したほか、セミナーではバイオマス由来のポリエチレン事業を開始するブラジルBraskem社の講演や、日米欧バイオマスプラスチックの普及団体によるパネルディスカッションを用意しました。バイオマスプラスチックの研究開発とビジネスの最新動向をキャッチできるはずです。
 
 また、バイオ燃料に関しては、農林水産省バイオ燃料技術革新協議会の委員長である東京大学の鮫島正浩教授、神戸大学統合バイオリファイナリーセンターの近藤昭彦教授をはじめとするキーパーソンが集結します。BioJapan2008に来場いただければ、バイオ燃料に関する研究開発の先端の動きを追えるでしょう。
 
 講演やセミナーでの見どころとしては、開催初日15日の午前中、開会式に引き続いて行われる基調講演がまず挙げられます。
 
 今年の基調講演の講師は理化学研究所の野依良治理事長と、帝人と米Cargill社とのジョイントベンチャーである米NatureWorks社のMarc Verbruggen最高経営責任者、米国の代表的なベンチャー企業であるGenzyme社のPeter Wirth最高法務責任者の3氏。野依理事長からは、イノベーション創出のための社会のあり方について、VerbruggenCEOからはバイオプラスチック事業の将来像について、WirthCLOからは医薬品産業において成功するためのビジネスモデルについて、話が聞けそうです。
 
 例年、製薬企業の経営陣を招いて開催しているBioJapanの目玉セミナーのファーマサミットは、2日目16日の9時半から開催します。今年のテーマは「製薬企業のR&D活動の国際化」で、製薬協の会長でもある第一三共の庄田隆社長にモデレーターを務めていただき、F. Hoffmann-La Roche社のDan Zabrowski上級副社長、協和発酵キリンの松田譲社長、エーザイの吉松賢太郎常務執行役員の3氏に講演をお願いしています。製薬産業に国際化の波が押し寄せる中で、研究開発活動に焦点を当て、各社がグローバル展開をどのように進めているか、臨床開発やアライアンス活動のグローバル化という視点も交えた話が聞けると思います。
 
 また、BioJapan2008のトピックスとしては、ヒト人工多能性幹細胞(iPS細胞)を世界に先駆けて作製した京都大学学iPS細胞研究センター再生医科学研究所の山中伸弥教授による特別講演を設けたことも挙げられます。最終日の17日金曜日9時から1時間、山中教授による早朝特別講演を開催します。
 
 この特別講演に続いて、17日午前中には東京大学医科学研究所の中内啓光教授、近畿大学薬学総合研究所の早川堯夫特任教授(元国立医薬品食品衛生研究所副所長)らによるセミナー「再生医療の今後と展望」を開催します。また、16日12時から14時半まで開催するのカナダ・オンタリオ州政府によるセミナーでも、山中教授とトロント大学生体材料・医用生体工学研究所のWilliam Stanford准教授がモデレーターを務め、iPS細胞や幹細胞研究の先端動向に関しての議論が聞けるはずです。
 
 駆け足になりましたが、BioJanpan2008ではここに紹介した以外にも、クラスターやバイオベンチャーに焦点を当てたものや、創薬、再生医療、糖鎖関連など、多数のセミナーやイベント、展示を用意して皆様の来場をお待ちしています。セミナーに関しては、ウェブでの事前登録を受け付けています
(https://biojapan2008.com/public/application/add/37?lang=jp)。
 
 ただし、このメールで紹介したセミナーの中には、既に満席となっているものもあります。また、残席わずかのものもありますので、参加を予定されている方は、お急ぎ登録ください。
 
 本日のメールは、BioJapan2008の宣伝となってしまい、失礼しました。最近いろいろなところで「メールを見ました」と言われます。記事の配信は一方向となることが多いので、読者の方から反響を声をお聞きするとうれしくなるものです。BTJメールの内容や、日経バイオテク・オンラインの記事内容に対するご感想、ご意見などあれば、以下のフォームからお送りください。
 
                     日経バイオテク編集長 橋本宗明
 
いただいたご意見を次回以降のBTJメールの中で、匿名で紹介させていただく可能性があることをご了解ください(紹介されたくない場合はその旨を明記しておいて
ください)。
 
https://bpcgi.nikkeibp.co.jp/form-cgi/formhtml.cgi?form=ask_pass4/index.html
 
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新型シーケンサーで情報量が爆発
もはや“愛”では対応しきれない
BTJジャーナル08年8月号のダウンロードはこちらから
→ http://biotech.nikkeibp.co.jp/btjjn/
「BTJアカデミック」はこちらから
→ http://biotech.nikkeibp.co.jp/senmonn/btj_aca.jsp 
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 「─なるべく低コストでなるべく充実したゲノム注釈を─」という副題のついた「Genome Infomatics WorkShop 2008」が2008年7月11日に千葉のかずさで開かれました。
 
 このワークショップは、かずさDNA研究所が主催、ライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS)が共催したもので、50人ほどが参加しました。
 
 ワークショップのプログラムの「はじめに」を講演したかずさDNA研究所の中村保一・植物ゲノム研究部植物ゲノム情報研究室室長は、「wetラボでもうっかりやっちまいがち」「うっかりゲノム」「こんな大量な解析できる人はそうそういませんよ」「うっかりdataの行き先は」「うぎゃー、メールが来た」「勘弁してください」──。新型シーケンサーの登場で、安易にシーケンスを外注したときの問題点をわかりやすく指摘しました。
 
 新型シーケンサーの出現により、安価に大容量の塩基配列を決定することが可能になり、高速に均一な品質のゲノム注釈を実施する系を提供する必要性が高まっています。
 
 このままでは“絶滅危惧種”になりかねないゲノムインフォマティストの育成が急務といえそうです。
 
 BTJジャーナル08年8月号に、ゲノムインフォマティストの記事を掲載しました。
 
 下記のBTJ記事をもとに、研究者の方々が発表に用いたパワポ図版データも掲載して、分かりやすく紹介しています。ダウンロードすると全文を無料でご覧いただけます。
 
※BTJ記事
遺伝子のアノテーション「皆で集まって解析するジャンボリーは有効」とOIST川島武士氏 
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2005/4707/ 
 
「ゲノムインフォマティストは絶滅危惧種に。自動化だけでなく、教育や解析受託センター整備など重要」と黒川顕・東工大教授
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2005/4599/ 
 
 BTJジャーナルは、 バイオ研究者のスキルアップやキャリアアップに役立てていただきたい月刊のPDFマガジンです。
 
 BTJジャーナルは、無料で全文をご覧いただけるオープンアクセス対応のジャーナルです。ぜひ、お楽しみください。
 
 「BTJジャーナル」のPDFファイルは、次のサイトでダウンロードしてください。
→ http://biotech.nikkeibp.co.jp/btjjn/
 
 08年8月号(第32号)の目次は以下の通りです。明日25日夜に、この次の08年9月号を発行・公開すると、ダウンロードサイトが混みあいますので、まだご覧いただいてない方はお早めのアクセスをお願いします。
 
2 連載「大学は今」第8回
大学を早期退職して挑戦
鎌谷直之・前女子医大教授

5 特集リポート
第10回日本RNA学会年会
内藤哲・北海道大学教授
中村義一・東大医科研教授

8 ゲノムインフォマティスト
黒川顕・東工大教授
川島武士・OIST研究員

11 BTJアカデミック・ランキング
バイオマス環境の記事大躍進

12 専門情報ウェブサイト「FoodScience」
パンがカビないわけ

13 技術シーズ・レター

21 広告索引

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 BTJジャーナルは、オープンアクセス時代に対応した新タイプのジャーナルです。研究や教育、日常生活にご活用いただければ幸いです。
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                            BTJ編集長 河田孝雄