まずは、京都大学iPS細胞研究センターの山中センター長からのお願いです。
 
 現在、京都リサーチパークに仮住まいしているiPS細胞研究センターで技術補助員2人を緊急募集中です。「ヒトES細胞を取り扱った経験のある技術者なら最高だが、細胞培養の経験のある方であれば、当方がきちっとiPS細胞の取り扱いを指導しますから、安心して応募願います」と山中教授は確約してくれました。
 今後、急速に研究が進展するiPS細胞の培養技術を習得して、皆さんの未来を切り開きましょう。詳細は下記にアクセス願います。
http://biotech.nikkeibp.co.jp/100hpn/100hpdetail.jsp?id=3471&site=btj 
 さて、今朝ほどやっと終わったウィンブルドンに言及しない訳にはいかないでしょう。昨日の深夜、ナダルVSフェデラーの決勝戦で、2セットをナダルが先取したところで、「これは全仏のようにナダル圧勝だ」と寝てしまったのが大間違い。早朝に起きてテレビを見ると、フルセットでフェデラーが6:7で勝っているではありませんか? これで「やっぱり芝の王者はフェデラーだった」とまた二度寝したのが致命的。朝起きて見ると、ナダルがウィンブルドンを制していました。まるで狐につままれたようでした。
 
 しかし、クレイの王者が、そのコートカバー力とラケットヘッドのスピード、そして無限のスタミナを活かして、これからテニスを変えていくことは間違いないと思います。今年のウィンブルドンは女子もビーナスウィリアムスであり、マッチョな大会であったと思います。
 
 さて、いろいろ皆さんに書きたいことは一杯ありますが、もうそろそろ厚労科学審議会の技術部会に出席しなくてはなりません。今回の会議のメインテーマは、07年度の厚労科学研究費補助金の成果の評価と、遺伝子治療研究です。
 
 厚労科学研究費の話を聞けば聞くほど、この補助金はもっと使いやすく、尚かつ、国民の健康増進のために、支出するメカニズムを改善すべきだと、思い始めました。現在、厚労省関連のナショナル研究センターの独立行政法人化の議論が始まりつつありますが、そうした組織改革と厚労科学研究費の制度改革も行う必要があるのではないでしょうか? 絶好のタイミングです。
 
 今週もお元気で。
 
                Biotechnology Japan Webmaster 宮田 満
 
PS1 
 ノバルティス社が8月末に東京で開催するBIOCAMP JAPANはバイオ技術革新を背景に、こうした新分野のアントレプレナーを養成するために開催する教育プログラムです。しかも、BIOCAMP JAPAN で活躍した人材を2名選抜、10月に香港で開催されるグローバルのBIOCAMPに送り込もうというこのです。
http://www.novartis.co.jp/campaign/camp2008/index.html 
 
 ぜひとも皆さんに挑戦していただきたいと思います。今年こそ、我が国の代表が香港でグローバルに高い評価されることを期待しています。
 
 応募は、下記をご覧なって、お早めに願います。問題は英語で小論文を書くことですが、英語力は選抜の大きな要素ではないと申し上げましょう。
 
 とにかく、挑戦です。締め切りは7月14日です。
http://www.novartis.co.jp/campaign/camp2008/index.html 
 
PS2 
 もうお読みになりましたか? ブログを開始いたしました。メールに対するご意見もこのブログで承ります。どんどん議論いたしましょう。
http://blog.nikkeibp.co.jp/bio/miyata/
 
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<<BTJブログWmの憂鬱>> 
最新一週間の記事  http://blog.nikkeibp.co.jp/bio/miyata/ 
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2008-07-02
BTJブログ、WMの憂鬱7月1日、財政破綻の夕張で医療崩壊の取材、
意外に盛り上がっていない洞爺湖サミット
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2005/4254/
 
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2008-07-01
BTJブログWmの憂鬱08年06月30日、中央官庁に、気になる人事の季節
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2005/4221/
 
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BTJジャーナル08年6月号を発行・公開
隔月連載「いいともバイオインフォマティスト」第3回は、
理研オミックスの川路英哉工学博士が登場
「BTJジャーナル」のダウンロードはこちらから
→ http://biotech.nikkeibp.co.jp/btjjn/
「BTJアカデミック」はこちらから
→ http://biotech.nikkeibp.co.jp/senmonn/btj_aca.jsp 
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 バイオ研究者のキャリアアップ/スキルアップにお役立ていただきたい月刊のPDFマガジン「BTJジャーナル」の08年6月号を発行・公開しました。
 隔月連載「いいともバイオインフォマティスト」第3回には、川路英哉・理化学研究所オミックス基盤研究領域LSA情報基盤チーム研究員に登場していただきました。2008年4月に発足したオミックス基盤研究領域は、林崎良英氏が領域長を務めています。LSAは、ライフサイエンスアクセラレーターの頭文字です。
 
※BTJアカデミックの記事はこちらから
http://biotech.nikkeibp.co.jp/senmonn/btj_aca.jsp?jreq=btjnews&id=20054269 
 
※BTJ・日経バイオテクオンラインの記事はこちらから
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2005/4269/ 
 
 大量のデータが出てくると、見過ごしてしまうデータもたくさん出てきてしまいますが、このようなデータも丹念に見ていくと、新たな発見の手掛かりになることがあります。「既知のファンクションだけを過程していると説明のつかない現象が潜んでいる可能性が多分にある」と、川路さんにお話しをうかがいました。
 
 今年4月には、既によく知られている転移RNA(transfer RNA)が、今まで知られていなかった断片として細胞内に存在することを示す研究を、第一著者として論文発表なさいました(「Hidden layers of human small RNAs.」BMC Genomics. 2008 Apr 10;9:157)。インフォマティストの立場から検証実験を議論し、実験的な根拠をも示す論文として仕上げたものです。
 
 omics時代に産出される膨大なデータの中から、経験と勘を働かせ、意味のありそうなデータを見つけ出す。必要に応じて仮説の検証に必要なウェット実験も提案する。国際FANTOMコンソーシアム(関連記事3)のデータ解析に長く関わってきた川路氏の活躍の場はますます広がっていきそうです。
 
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 BTJジャーナル08年6月号の記事をご覧ください。
 
 以下に6月号の内容を、目次にて紹介します。
 
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それでは最後に08年6月号(第30号)の目次を紹介します。
 
2 連載「大学は今」第6回
iPS支援体制整備は試金石
松本 紘・京大副学長(次期総長)

4 特集リポート
エピジェネティクス最前線
豊田 実・札幌医科大学医学部教授
伊藤隆司・東大大学院新領域教授

10 連載「いいともバイオインフォマティスト」
 第3回 川路英哉・理研オミックス研究員

12 BTJアカデミック・ランキング
研究開発強化法が成立

13 専門情報ウェブサイト「FoodScience」
GM栽培目指す北海道生産者

14 「サイエンスマップ2006」
 科学技術政策研究所(NISTEP)

17 広告索引

 ぜひ「BTJジャーナル」をダウンロードして、お楽しみください。パソコンでご覧いただくと、リンク先の情報もすぐに入手できます。プリントアウトをお読みいただくなら、カラーをお勧めします。
 
 BTJジャーナルは、オープンアクセス時代に対応した新タイプのジャーナルです。研究や教育、日常生活にご活用いただければ幸いです。
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                           BTJ編集長 河田孝雄