毎週金曜日のメールで編集部原稿を担当しておりますBTJ編集長の河田です。
 
 今日は朝6時前、羽田空港にオリンピックの聖火が、オーストラリアのキャンベラから届いたということで、これから長野に移動すると、TV番組が報じてます。明日朝8時15分から長野でセレモニーが始まるとのことです。日本でも聖火リレーが行われるわけですが、外から式典を見ることはほとんどできないそうです。
 昨日は東京大学の安田講堂で、「うま味発見100周年記念公開シンポジウム」が開かれました。
 
 東京帝国大学の池田菊苗博士が、湯豆腐のだし用昆布のうま味の招待がグルタミン酸であることを突き止め、うま味調味料グルタミン酸ナトリウムの製造特許を獲得したのが、明治41年(1908年)。
 
 今年はこの特許獲得から100周年、そして昨日4月24日はこの特許の出願日とのことです。池田博士は、この発見と発明で「日本十大発明家」の1人に数えられています。
 
 昆布の話題は、今晩公開予定の「BTJジャーナル」08年4月号の海外現地リポート「米国Anaheim」でも、取り上げてますので、今晩21時過ぎくらいになりましたら、ぜひアクセスしてください。
 
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 もう1つの100周年は、原子分子の概念が確立して100周年。フランスのPerrinがアボガドロ数を計測し、実験的に原子分子の存在を確証したのが、1908年とのことです。
 
 年初の新春展望で、国立遺伝学研究所の徳永万喜洋教授に、このコメントをお寄せいただきました。
 
■BTJアカデミックの記事
2008年新春展望、国立遺伝学研究所・徳永万喜洋教授(理研ユニットリーダー)、原子分子100周年に、分子からシステムへ・システムから分子へ
http://biotech.nikkeibp.co.jp/senmonn/btj_aca.jsp?a1=1&jreq=btjnews&id=20049469 
 
 この徳永教授は今月、東京工業大学の教授に就任なさいました。理化学研究所免疫・アレルギー総合研究センターのユニットリーダーは引き続き、兼任なさってます。

■BTJアカデミックの記事
続報、東工大の生命理工に新教授が相次ぎ就任、4月に徳永万喜洋氏と村上聡氏、5月に黒川顕氏
http://biotech.nikkeibp.co.jp/senmonn/btj_aca.jsp?a1=1&jreq=btjnews&id=20052271 
 
 徳永教授は、2007年12月13日にパシフィコ横浜で開かれたBMB2007のシンポジウム「光イメージングの最先端─生体から分子まで─」のオーガナイザーを、今村健志・癌研究所生化学部部長と一緒に務めました。
 
 このシンポは、BMB2007のほかの講演会場から離れていたホテルの1室だったにもかかわらず、人が入りきらない事態となる大盛況でした。
 
 今や光イメージングは、omics時代を迎えたバイオ研究に不可欠の手法となっているようです。
 
 という訳で、今晩公開するBTJジャーナル08年4月号では、光イメージングを特集します。
 
 この特集では、このシンポジウムで注目発表した研究者の中から、北海道大学の教授2人に光イメージング研究の最前線を聞きました。
 
 北大医学部はこの4月、光イメージングセンターを発足させ、医学研究科の近江谷克裕教授、先端生命科学研究院の金城政孝教授、電子科学研究所の永井健治教授の3人が研究を率いています。
 
「北大は全国的にみても、光イメージング研究が進んでいる。平成20年度の特別教育研究経費として、医学研究科、先端生命科学研究院、電子科学研究所の3部局合同で、光イメージング施設の導入を提案」と、「北海道大学大学院医学研究科/医学部 広報」第31号(07年6月)で、本間研一・医学研究科長・医学部長は説明なさっていました。
 
 今日は、このBTJジャーナル08年4月号の編集・制作作業に追われます。ここで、BTJアカデミックのここ1週間のアクセス・ランキングのトップ3を紹介して、今日のメールとさせていただきます。
 
■BTJアカデミック・記事アクセス・トップ3(08年4月18-25日朝7時)
 
1位)続報、東工大の生命理工に新教授が相次ぎ就任、4月に徳永万喜洋氏と村上聡氏、5月に黒川顕氏
http://biotech.nikkeibp.co.jp/senmonn/btj_aca.jsp?a1=1&jreq=btjnews&id=20052271

2位)京大山中教授、英Wellcome研、スコットランド再生研、「核移植研究は必要」「iPS特許で恐ろしいのはオリジナルな研究」
http://biotech.nikkeibp.co.jp/senmonn/btj_aca.jsp?a1=1&jreq=btjnews&id=20052064

3位)iPS細胞の特許について報道が過熱、その発端と実際のところは?
http://biotech.nikkeibp.co.jp/senmonn/btj_aca.jsp?a1=1&jreq=btjnews&id=20052008

 最後に、3月末に発行・公開した「BTJジャーナル」08年3月号(第27号)の目次を紹介します。
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2 連載「大学は今」第3回
進化迫られるテニュアトラック制

4 特集リポート
糖鎖オールジャパン体制
谷口直之・阪大教授・理研GD
成松久・産総研センター長

9 BTJアカデミック・ランキング

10 専門情報サイト「FoodScience」

11 社告 日経BP技術賞

12 連載「サイコムキャリアプロジェクト」第2回
自分を「見える化」

16 連載「遺伝統計学へようこそ!」第13回
関連性を評価する方法

20 広告索引

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                            BTJ編集長 河田孝雄