毎週金曜日のメールで編集部原稿を担当しておりますBTJ編集長の河田です。
 
 本日(2008年4月4日)は、2008年「日経BP技術賞」の表彰式が、ホテルオークラで開かれました。「ヒト人工多能性幹細胞(iPS細胞)の樹立」で大賞を受賞した京都大学山中伸弥研究室からは、山中伸弥教授と高橋和利助教、一阪朋子さん、田邊剛士さんに表彰式にご出席いただきました。京都大学副学長の北徹さん、松本紘さん、松重和美さんらにもお越しいただきました。ありがとうございました。
2008年日経BP技術賞の表彰式を開催、
大賞受賞の山中伸弥・京大教授が受賞講演
http://biotech.nikkeibp.co.jp/senmonn/btj_aca.jsp?a1=1&jreq=btjnews&id=20051848
 
京大山中研究室のiPSが08年日経BP技術賞の大賞に決定、
医療・バイオ部門賞は田辺三菱製薬のアルブミン、
ポリ乳酸も部門賞2件
http://biotech.nikkeibp.co.jp/senmonn/btj_aca.jsp?a1=1&jreq=btjnews&id=20051450
 
 山中伸弥教授に、受賞者を代表して10分ほど講演をお願いしまして、たいへん心にしみるメッセージをいただきました。
「米国から帰ってきたとき、PAD(Post America Depression)状態でした。米湖なし、セミナーなし、お金なし、ディスカッションなし、ネズミの世話もできない、といった状態。NAIST(奈良先端科学技術大学院大学)に応募して、99年12月に助教授に採用され、PADが直りました。NAISTに雇ってもらわなければ、基礎から臨床に戻っていました。NAISTの助教授は教授のいないポストで、NAISTは学生が多いので、学生に来てもらうために夢のあるテーマを選びました」とお話しになられました。
「NAISTの山中研究室の一人目は私ではありません。一阪朋子さんです。ノックアウトマウスなどすでに9-10年、研究に携わっています」と一阪さんの写真を示しました。さらに、一連の研究に大きく寄与している研究者の名前として、表彰式に出席した高橋さん、一阪さん、田邊さんに加え、海保さん、徳澤さんらも名前を紹介なさいました。
 
 36歳の女性の皮膚から取得した心筋分化細胞が拍動するビデオを示し、米国にいた山中さんは、このビデオを日本から送ってもらって感動したことも紹介しました。
 最後に、先週発行・公開した「BTJジャーナル」08年3月号(第27号)の目次を紹介します。
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2 連載「大学は今」第3回
進化迫られるテニュアトラック制

4 特集リポート
糖鎖オールジャパン体制
谷口直之・阪大教授・理研GD
成松久・産総研センター長

9 BTJアカデミック・ランキング

10 専門情報サイト「FoodScience」

11 社告 日経BP技術賞

12 連載「サイコムキャリアプロジェクト」第2回
自分を「見える化」

16 連載「遺伝統計学へようこそ!」第13回
関連性を評価する方法

20 広告索引

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                         BTJ編集長 河田孝雄