毎週金曜日のメールで編集部原稿を担当しておりますBTJ編集長の河田です。
 今週からは、先月(08年2月)に月500円で有料記事読み放題のサービスを開始した「BTJアカデミック」からを中心に、話題を提供します。
 先週末に5年2カ月使用してきたデスクトップのノートパソコンが動かなくなってしまい、今週は新しいパソコンの立ち上げに随分と時間をとられてしまいました。
 今日もトラブルシューティングに時間がかかってしまい、メール原稿の締め切り時間が近づいてしまってます。
 
 さて今週は水曜日に、東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センター(HGC)ゲノムデータベース分野の片山俊明・助教に、2月中旬の国際会議「BioHackathon 2008」の成果をうかがいました。
 
■BTJアカデミック記事
http://biotech.nikkeibp.co.jp/senmonn/btj_aca.jsp?a1=1&jreq=btjnews&id=20050395
 
「BioHackathon 2008」が六本木で開幕、
13カ国から80人参加、
12日から4日間お台場で「Hack、hack、hack」
 
 ウェブサービスによるライフサイエンスの統合を推進するための国際会議「BioHackathon 2008」が2008年2月11日、六本木アカデミーヒルズ(東京・港)で始まった。午前中は6人が講演を行う。BioHackathonは、国内外のウェブサービスプロバイダーと主要な開発者が一堂に会し、今後のライフサイエンスにおけるウェブサービスの統合に向けて、さまざまな議論を行うとともに、その実現に向けて実際の開発を会議中に行う。情報・システム研究機構ライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS)が主催し(BTJジャーナル07年8月号part.2,P2-4)、日本のオープンバイオ学会を主宰する片山俊明・東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センター(HGC)ゲノムデータベース分野助教が中心にオルガナイザーを務めている(BTJジャーナル07年8月号part.2,P5-6)。
 この国際会議のために日本に招聘した研究者33人のうち、なんど20人くらいの方は、片山さんが実際にお会いしたのが今回が初めてとのことです。ひごろ、情報交換したり共同開発などで懇意にしていても、電子メールでしか知らないという方が、この世界には大勢いるようなのです。オフ会、といった感じでしょうか。
 
 オフ会の成果は、本日から明日まで、北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)で開かれている第9回オープンバイオ研究会で、片山さんがご発表になられるとのことです。
 
 当方でも記事をまとめる予定ですので、楽しみにしていてください。
 
 第9回オープンバイオ研究会の内容を、ウェブサイトから以下に引用させていただきます。
※※
2008/3/7-8 に、第37回 人工知能学会分子生物情報研究会(SIG-MBI)との併催で、第9回オープンバイオ研究会を開催します。
JAIST での併催は4回目になります。例年オープンバイオ研究会主体の部は、実習形式やオープンスペース形式など、実験的にいろいろと趣向を凝らしてきましたが、今年はプログラミング大会をやってみようと考えています。
こんなの欲しかった、1時間で作ってみたけど超便利、やたらカッコイイ、笑える、などなど、グループで仕込んできても、一人でその場で開発してもらっても構いません。
とんでもなくかっこいいバイオ系ソフトウェア
統合DBのキラーアプリ
今年のエイプリルフールネタ
などなど。実用性は度外視して、とにかく面白いものを作ってアピールしてください。(うすうす感じられるように、この企画は荒川さんと片山さんが飲みながら思いついたものです)
2日目の夕方から発表会+表彰式を行う予定です。「それはやりすぎで賞」「見た目だけで賞」をゲットするのはあなたかもしれません!
 
参加希望の方は、下記の登録 URL からお申し込みください。
 
プログラム
第9回オープンバイオ研究会 アブストラクト
参加登録について
第37回 人工知能学会 分子生物情報研究会(SIG-MBI)(オープンバイオ研究会と共催)
日時:2008年3月7日(金) 13:45より
          8日(土) 14:30まで(予定)  
内容:
初日は SIG-MBI の研究発表です。特にテーマを限りませんので、奮って御応募下さい。
 
二日目はオープンバイオ研究会主体で、今年はプログラミングコンテストを開催します。こんなの欲しかった、1時間で作ってみたけど超便利、やたらカッコイイ、笑える、などなど、グループで仕込んできても、その場で開発しても構いません。とにかく面白いものを作って発表して頂きたいと思います。
場所:北陸先端科学技術大学院大学知識科学研究科講義棟2F中講義室(初日)二日目は知識科学研究科講義棟3Fのパソコン演習室を使用します。
※※
以上です。
 ちょうど1年くらい前に、同じJAISTで開かれたオープンバイオ学会は、ちょっと参加してみまして、だいぶ刺激を受けました。
 そろそろメール原稿の締め切り時間が迫ってきました。
 ここ1週間のBTJアカデミックの記事では、以下の記事が好評でしたので、お楽しみください。「BTJアカデミック」の検索窓から、文字列検索して該当記事をご覧ください。
 
「BTJアカデミック」はこちらから
→ http://biotech.nikkeibp.co.jp/senmonn/btj_aca.jsp
 
1位)ターゲットタンパクの先取り成果を論文発表した
創晶の村上聡・阪大准教授が4月に東工大教授に就任

2位)文部科学省、京大、慶大、東大、理研をヒトiPS研究拠点に決定

3位)名大環境医学研の錫村教授ら、
ミッドカインRNAアプタマーが制御性T細胞集団を増大し自己免疫脳脊髄炎を緩和

4位)賞金500万円の第48回東レ科学技術賞が、
プロテアソームの田中啓二・都臨床研所長代行らに決定、
総額1億3000万円の研究助成も決定

5位)米BioMed Central社、
オープンアクセスジャーナル「BMC Research Notes」を発刊と発表

6位)トクホ市場規模は07年度6798億円、
「1品目当たりは乳酸菌43億円、脂肪30億円、歯16億円、あとは1億-2億円にすぎない」
7位)NCI、早老症の原因たんぱくは間葉系幹細胞におけるNotch経路に異常をもたらして加齢を加速か
8位) Gladstone研究所とUCSD、
ES細胞から心筋細胞への分化にmiRNAが関与を示す

9位)初のGPCR結晶構造Science誌論文の被引用数が2000超、
理研放射光センターがGPCRシンポを2月26日に開催

10位)Baylor Institute、東大、
米国で脳死膵島移植の臨床研究を開始、日本人患者も参加
 最後に先週、発行・公開した「BTJジャーナル」08年2月号(第26号)の目次を紹介します。
「BTJジャーナル」のダウンロードはこちらから
→ http://biotech.nikkeibp.co.jp/btjjn

2 連載「大学は今」第2回
激化する博士の経済支援競争

4 リーダー・インタビュー
国際ヒト常在菌ゲノムコンソーシアム
服部正平・東京大学教授

6 特集リポート
進化するDNAチップ
ChIP-chipをヒト全ゲノムに初応用
白髭克彦・東京工業大学教授

10 リポート
文科省ターゲットタンパク初シンポ

11 新連載「いいともバイオインフォマティスト」第1回
 黒川顕・NAIST准教授

13 新サービス「BTJアカデミック」開始
14 専門情報サイト「FoodScience」

15 連載「サイコムキャリアプロジェクト」第1回 若手理系人に必要なのは論理力を汎用化すること

19 連載「遺伝統計学へようこそ!」第12回 家系情報がない集団を対象に「ありふれた」疾患の研究

 ぜひ「BTJジャーナル」をダウンロードして、お読みください。パソコンでご覧いただくと、リンク先の情報もすぐに入手できます。プリントアウトをお読みいただくなら、カラーをお勧めします。

「BTJジャーナル」のダウンロードはこちらから
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 BTJジャーナルは、次のサイトでPDFファイルをダウンロードしていただくと(無料)、ご覧いただけます。オープンアクセスに対応した新タイプのジャーナルですので、ぜひお楽しみください。
                         BTJ編集長 河田 孝雄