日本対チリ戦は消化不良に終わりました。岡田新監督も結果を生まなかった高原を途中交代させた非情さは好感を持てますが、それだけではアジア地区の予選も覚束ないのではないでしょうか? オシムの遺産をどう継承するか、明確なビジョンを打ち出さなくてはなりません。
 テニスの全豪オープンは、シャラポアとジョコビッチの共に20歳が王冠を手にする、世代交代の激しさでした。わが国サッカーでも、新しいストライカーの登場を待望したいところです。
 
 日本はあらゆる分野で世代交代が遅いのではないでしょうか?
 
 バイオもしかりです。
 
 さて、現在、お台場に向かい車を走らせているところです。
 
 今朝は今年10月に開催するバイオジャパン2008を、昨年とはまったく違う、本当の意味のプロのバイオの展示会・会議に変貌させるべく、バイオインダストリー協会の塚本専務理事と走り回って参りました。3月まで、トップ交渉を続け、わが国の製薬企業、TLO、そしてベンチャー企業を動員した、バイオシーズやライセンスの一大マッチングイベントへと大きく飛躍させる計画です。
http://expo.nikkeibp.co.jp/biojapan/ 
 
 手応えは上々、欧米のビッグファーマに加え、わが国の製薬企業も、バイオジャパン2008に集結するわが国とアジアのベンチャー企業、加えて欧米のバイオベンチャーとの交渉を真剣に検討しています。是非とも、この読者である皆さんもご参加願います。
 
 国際レベルのマッチングを、バイオジャパン2008で実現したいと考えております。どうぞご協力願います。
 
 バイオジャパン2008にはもう一つテーマがあります。
 
 環境バイオ、バイオエネルギーなどのホワイトバイオです。
 
 今年のバイオジャパンでは、オールジャパンでホワイトバイオにどう取り組むのか? 産学官政の利害関係者を一堂に会して議論します。この分野は税制や補助金など、政府の支援策が産業の離陸のタイミングを決めることを忘れてはなりません。どうやってわが国で商業化を加速する基盤を形成するのか?
 
 昨日、ダボス会議で洞爺湖サミットに向けて、環境支援プログラムの風呂敷をぶち上げた福田首相の責任は重い。今年はホワイトバイオ元年であります。
 
 また、横浜にはわが国の製造業の研究開発部門が集結しています。また、わが国の自動車やエレクトロニクスを支える中堅企業の集積もあります。業界団体からの支援も仰ぎ、技術シーズやバイオプラスチックを持つ企業関係者があまねくマッチングする機会を創設したいと考えています。
 
 現実にバイオプラスチックなどの実用化の鍵を握る、加工技術は日本の企業が世界をリードしています。バイオジャパンがホワイトバイオの商業化のわが国のプラットフォームになることを夢見て、汗をかいております。
 
 日本のバイオ産業だけ、勃興する世界のバイオ事業から取り残されている、今の日本の情況を打破しなくてはなりません。
 
 皆さんのご支援も期待しております。
 
 10月15日から17日、パシフィコ横浜で皆さんのご参加をお待ちしています。
 
 どうぞ手帳にマーク願います。
http://expo.nikkeibp.co.jp/biojapan/ 
 
 さて、先週の木曜日の号外で皆さんにお知らせいたしましたが、2月にBTJプロフェッショナルセミナーWITH KOBEと銘打って、神戸市の再生医療とクラスター戦略の全貌を紹介するセミナーを開催いたします。既に、半分席が埋まってしまいました。今回は無料セミナーです。わが国をリードするバイオクラスターの最新情報を知る絶好の機会です。神戸に進出したユニークなバイオ企業の発表も予定されています。是非、下記より詳細にアクセスの上、お早めにお申し込み願います。今回は無料ですので、ちょっと満席がもう心配になっております。
http://ac.nikkeibp.co.jp/bio/kobe/ 
 
 会場で皆さんとお会いすることを楽しみにしております。
 
 今週もどうぞ、お元気で。
 
              Biotechnology Japan Webmaster 宮田 満
 
PS
 環境資源エネルギー、そして農業に関係するバイオリーダーがそれぞれのビジョンを皆さんに直接お届けいたします。合わせて、BTJで報道された関連ニュースの見出しも提供、重要情報の見落としを、これで防ぐことができます。最近のホワイトバイオの動きは極めて急です。石油文明一辺倒だった世界が変わろうとしています。ご関心のある方はどうぞ下記からご登録をお急ぎ願います。
http://passport.nikkeibp.co.jp/bizmail/green/index.html 
 
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メタゲノムも寄与する新世代PCRを特集
創刊2周年の「BTJジャーナル」08年1月号をこのほど発行・公開
「BTJジャーナル」のダウンロードはこちらから
→ http://biotech.nikkeibp.co.jp/btjjn/
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 創刊2周年を迎えた「BTJジャーナル」08年1月号を、先週末に発行・公開しました。
 より速く長く正確に少量で簡便にと、技術革新が進む新世代のPCR技術を特集しました。
 米国のかのサーファーが閃いてから25年、ノーベル賞を受賞してから15年が経過、PCRはバイオ研究に必須かつ入門の技術になっています。アーキアの生体内DNA代謝酵素の第一人者、石野良純・九州大学教授に研究の最前線を聞きました。メタゲノムも駆使して酵素の機能を高める研究など続々と成果を発表なさっています。
■BTJ記事
新世代PCRに貢献へ、石野・九大教授らがメタゲノムで
耐熱性DNAポリメラーゼの伸長活性をTaqポリメラーゼの10倍に
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2004/9870/

 BTJジャーナルの記事はダウンロード(無料)していただくと全文をご覧いただけます。
 ぜひお楽しみください。
「BTJジャーナル」のダウンロードはこちらから
→ http://biotech.nikkeibp.co.jp/btjjn/
※最後に、07年12月号(24号)の目次を紹介します。
それでは最後に08年1月号(第25号)の目次を紹介します。
2 新連載「大学は今」
阪大が海外企業と初の包括提携
メタボロームで有力マーカー続々

5 リーダー・インタビュー
統合バイオリファイナリー
センターで外部資金獲得へ
 近藤昭彦・神戸大学教授

7 特集リポート
ノーベル賞PCRに新世代
酵素の進化など革新続く
 石野良純・九州大学教授

12 学会コレクション
第4回日本学術振興会賞

13 専門情報サイト「FoodScience」

14 連載「遺伝統計学へようこそ!」
第11回 遺伝継承法則を用いた解析

 BTJジャーナルは、オープンアクセスに対応した新タイプのジャーナルです。研究や教育、日常生活にご活用いただければ幸いです。
→ http://biotech.nikkeibp.co.jp/btjjn/

                         BTJ編集長 河田 孝雄