こんにちは。日経バイオテク編集長の橋本宗明です。
 先週までこのGreenInnovationメールを担当していた日経バイオテクの小田修司副編集長が日本経済新聞社の産業部に異動になりましたので、しばらく私が担当させていただきます。
 といっても、環境・エネルギーやアグリバイオ分野の取材は、これまで小田副編集長に担当してもらっていたので、その代役としては心許ない点があります。そこで、来週からこのGreenInnovationメールは、環境・エネルギーやアグリバイオ分野のビジネスマンや研究者などの専門家に、持ち回りで原稿を執筆いただくコーナーにしようと考えています。これまで通り、環境・エネルギー(主にバイオマス)とアグリバイオ分野の話題を取り上げたGreenInnovationメールを毎週木曜に配信していきますので、ぜひご利用ください。
 それにしても福島第1原発事故に対する政府と東京電力の対応にはあきれるばかりです。4月5日に全国漁業組合連合会が放射能汚染水を大量放水したことに抗議する声明を発表していましたが、漁業関係者の懸念はもっともです。それでなくても津波によって、養殖や水産加工を含めて東日本太平洋側の水産業は甚大な被害を受けました。これに加えて放射能汚染の問題が風評被害も含めて長引くことになれば、水産業は立ち直るきっかけを失ってしまうかもしれません。
 また、放射能汚染水の放出を事前に通報しなかったことに対して、韓国政府からは遺憾の意を表明されました。原発事故という未曾有の事態に直面して日本政府が混乱していたとしても、こんなことを行っていてはもはや日本は地球環境問題に関するリーダーシップを発揮することは困難になるでしょう。
 日本は今後、復興に向けて食糧問題や環境問題を含めて数多くの課題を抱えることになりました。それをどのようにして克服していけるのか。日経バイオテクの視点で見つめていきたいと考えています。
  日経バイオテク編集長 橋本宗明
※※みなさまからのご意見、ご批判をお待ちしております。
https://bpcgi.nikkeibp.co.jp/form-cgi/formhtml.cgi?form=ask_pass4/index.html
※※過去のメールはブログでご覧になれます。コメントもお寄せください。
http://blog.nikkeibp.co.jp/bio/green/
※※日経バイオテク編集部のミニブログTwitter(ツイッター)アカウント。
http://twitter.com/nikkeibiotech 
◆「BTJ」の関連記事◆◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
        農業/環境分野のバイオテクノロジー記事
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   
米ミシガン大学のCardinale准教授、窒素汚染されている河川の水質改善には生物多様性が不可欠
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/8222/
Airbus社とInterjet航空、メキシコでヤトロファ由来バイオ燃料を使った飛行を初めて実施
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/8221/
海外発表、Bayer CropScience社とKeyGene社、アブラナの新ハイブリッド品種開発で提携
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/8174/
海外発表、Novozymes社、酵素フィターゼがサケ科魚類の飼料添加物としてEUの承認を受ける
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/8167/