本日から、エコプロダクツ展2010が東京ビッグサイトで開催されています。取材・執筆を進めているバイオプラスチック特集のためにも、ちょっと様子を覗いてくるつもりです。時間がなくて伺えなかった企業、取材を断られた企業がいくつか出展しているので楽しみです。
 ちなみに昨日、ソニーの広報の方にバイオプラスチックの採用状況について電話で問い合わせたのですが、同社も、時間の関係で今回は訪問を断念した会社の1つです。エコプロ展に出展しています。2000年ごろからバイオプラスチックを製品に採用してきた、「先進企業」数社の中の1社なのですが、最近はバイオプラスチック関連の華々しいニュースがあまりありません。
 読者の皆様は覚えていますか、ロボット犬のアイボ。実は、アイボの手の甲はバイオプラスチック製だそうです。ほかにもコンピューターのVAIOなどにも採用例がありました。同社のバイオプラスチック関連の話題(歴史?)をまとめた冊子(社内報)をちょうど作ったところだそうで、「ブースで、明日お渡しします!」と言っていただきました。
 発行の期限がきっちり決まっている媒体の場合、関連の展示会や学会が原稿の締め切り日の後にあるか先にあるかが、それなりに大きいですね。今回は、ラッキーでした。バイオプラスチックを使った製品の写真も、できるだけたくさん撮ってきて、特集に掲載したいと思っています。
 さて、日経バイオテクオンラインに、COP10関連の記事を一本アップしました。経団連で、このCOP10対応をされてきた自然保護協議会企画部会長の石原博さんへのインタビューです。COP10の成果の総括と考えられる影響を教えていただきました。なかなか面白い内容だと思います。オンラインの会員の方はご一読を。
 COP10の影響で、特に製薬企業が気になっているのは、遺伝資源の「派生物」が利益分配の対象になるかどうかという点ではないでしょうか。簡単にいうと、「タミフルの販売で得た利益をハッカク(八角)の原産国に配分すべきか否か」という、あの議論です。
 採択された議定書を解説しつつ石原さんは、ほとんど影響はないのではないか、というお考えをお話しになっています。ただし、これについては異なる考えの人もいるようなので、別の立場の方にも取材してみたいと思っています。
                 日経バイオテク副編集長 小田修司
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COP10の成果を経団連の石原博氏が解説、「遺伝資源の『派生物』という語が出てくるのは、『定義』だけ」
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