2010年最後の日経バイオテク(12月20日発行)で、バイオプラスチックの特集をやることにしました。現在、そのための取材を続けているところです。といいますか、すでに終盤戦に入ってきています。
 バイオPETの自動車への大型採用、バイオポリエチレンの導入など、最近、バイオプラスチック関連のニュースを多く目にします。取材で関連企業にお伺いすると、さらに新しい動きが起こっていることを実感します。
 それらの動きを、今回の特集ではできるだけ幅広くご紹介したいと思っています。取材件数が多く、記事の執筆が追いついていないのが実情です。しかしできる限り、ニュース性の高い内容は、先行してバイオテクオンラインにニュースとしてアップしていきますのですので、そちらにもご注目を。
 ちなみに一昨日は、三菱樹脂にお伺いしました。同社は、ポリ乳酸系のバイオプラスチックで、シュリンクフィルムを製造しています。11月26日にアサヒ飲料が「環境配慮型ユニバーサルデザインボトル『ハンディ・エコボトル』を導入」というリリースを出しました(http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=267421&lindID=4)が、十六茶のPETボトルに巻きつけてあるバイオマスラベルのフィルムは、実は三菱樹脂の製品です。
 アサヒ飲料のリリースにもあるように、現行のフィルムの厚さは40μmですが、来年度からは35μmに変更される予定です。三菱樹脂が、品質を損なわずにフィルムを薄くする技術開発に成功した成果です。原料費が抑えられるので、石油由来であるスチレン系のシュリンクフィルムとほぼ同等のコストが達成できそうだといいます。
 アサヒ飲料と三菱樹脂のコラボは2005年から続いていますが、コスト競争力のアップで、来年からはさらに他の商品、他の企業への大型採用も見込めそう。売上高の目標は「前年比3倍!」とのことでした。
 特集のための取材は、来週前半くらいまで続けるつもりです。「ウチの商品をぜひ取材してくれ」「あの商品はちゃんと取材したか」といったご意見・ご要望・ご確認などありましたら、至急ご一報を。今回は、バイオプラスチック素材、バイオプラスチックを使った製品の両方が対象です。
 必ずご要望に応えられるとは限らないんですが、専門媒体のメルマガなのでそういう双方向性があった方がおもしろいかと。お待ちしています。
  日経バイオテク副編集長 小田修司
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