この5月17日に、日経バイオテク編集部がミニブログTwitter(ツイッター)で情報発信を始めました(http://twitter.com/nikkeibiotech)。お読みの方々でも「ツイッター使ったら」と勧められた方がおられるかもしれません。あるいは、ツイッターとは距離を置きたいという方もおられるでしょう。皆さん、このツールをどうご覧になっていますか?
 私は今年1月にツイッターのアカウントを取って、いろいろと見てきましたが、「アカウントを取るに越したことはないのかな」と考えています。
 私はツイッターを実名で登録しています。そうすると、思いもよらない人からメッセージを受けることが何度もあります。ツイッターのメッセージがきっかけで、実際にお会いしましょう、仕事を始めましょうということも何度かありました。なかなか便利なものだと感じるわけですが、ツイッターに限らず情報収集の形が大きく変わったとひしひしと感じるようになりました。今ほど、コミュニケーションツールが充実して、しかも無料で利用できる時代はありませんでした。自他をつなぐ窓口があれば、何でも取り入れるのが賢明ではないでしょうか。研究でも、それに限らない仕事にしても、コミュニケーションの多 寡が、情報の格差につながり、競争の優劣にも関係してきます。従来、自他をつなぐものとしては、住所と電話番号、せいぜいeメールアドレスを伝えるくらいでした。今や変わったというわけです。
 今週、米国のMonsanto社が、SNS(ソーシャルネットワークサービス)のフェースブックで、新製品の栽培記録を公開したというニュースをお伝えしました。Monsanto社は自社ブログのほか、ツイッター、フェースブック、動画共有サイトのユーチューブ(Youtube)、写真共有サイトフリッカー(Flickr)と連携できるようにしています。従来通り、郵便、電話、eメールなどのコミュニケーションを維持しながら、消費者や顧客との接点を増やしています。ほかにも海外企業のウェブサイトをのぞいてみると、ツイッターやフェースブックに限らずあらゆるウェブサービスとの連携を強めていることに驚きます。
 日本人、日本企業も自他の間をつなぐ門戸を開いていくべきなのでしょう。情報交換のルートが増えて、面倒なことは増えるかもしれませんが、長期的にはプラスの面の方が大きいのではないでしょうか。使えないツールと判断できたならば、使える状態にした後に、使わなければいいだけです。やってみるに越したことはないと思うのです。
                       バイオ部記者 星 良孝
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