8月30日政権交代が実現しました。選挙明けは翌朝までテレビやインターネットを確認して、早朝のコンビニエンスストアで新聞を買い込み、各紙の論調を比べていました。
 私は、民主党大勝が明らかになった後に、鳩山由紀夫民主党代表が記者会見に応えていたのを注目しました。経済成長についての質問が出て、それに回答したものでした。従来、民主党には成長戦略がないと、自民党がしきりに批判していました。その不安に対して、選挙直後に応えたところで、何を言うのかと思っていました。そこで「バイオ」という言葉が出たので驚きました。
 鳩山代表は、「経済成長の原動力は科学技術」と言ったのでした。その筆頭として、鳩山代表が口にしたのがバイオでした。
 注目すべきなのは、今後、農業や環境のバイオ領域で民主党政権はいいのか否かです。民主党は「日本版グリーンニューディール」と言われる「緑の内需」政策を掲げて、農業や環境の政策を重視してきました。鳩山代表のバイオへの言及を耳にして、「これは農業や環境のバイオには追い風が吹く」と思いました。
 いろいろと自民党が置き土産として、政策を残しています。植物工場の拡大は典型ですが、今後、どう軌道修正が加えられるか、見ておく必要がありそうです。
                              記者 星 良孝
※※みなさまからのご意見、ご批判をお待ちしております。
https://bpcgi.nikkeibp.co.jp/form-cgi/formhtml.cgi?form=ask_pass4/index.html
◆BTJの関連記事◆◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
            農業・環境関連の記事
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「政策支援なしではヤトロファは成り立たない」、電中研・井内正直氏が評価
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2006/4998/
海藻の群落、廃木材と製鋼スラグで再生
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2006/4999/
バイオディーゼル燃料の利用、燃焼制御が重要
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2006/5000/
パーム残さのバイオエネルギー利用、マレーシアモデル試算
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2006/5001/
決戦直後「民主党バイオ重視」を示唆した一幕
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2006/5004/
植物工場9拠点、選抜難航の末に決定
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2006/5003/