8月15日、長岡市で開かれた田中真紀子氏と夫の田中直紀参議院議員の民主党入り記者会見を取材に行きました。政権交代選挙でピリピリしているところでしたが、私は科学技術政策について質問をいたしました。
 というのも、田中氏は94年の村山内閣の時に、科学技術庁長官を務めていたからです。1年生議員の時の大抜擢でしたから、「非常に勉強させていただいた」という田中氏の言葉通り、ベテラン議員のように政策に必ずしも精通していたわけではなかったのかもしれません。とはいっても、どっぷりと一時期を科学技術に費やしたことの意味は大きいでしょう。では、2002年以降、無所属として政治活動する中で、日本の科学技術についてどういった見方をしているのか関心が沸きました。
 やはり田中氏は科学技術政策に対する関心は高いようでした。すらすらと94年当時の日本の科学技術施策が口から出てくるのは、長官経験があればこそと思いました。海洋資源の利用、新エネルギーの活用、宇宙開発のための新素材開発という当時の施策を挙げながら、新しく出てきた再生医療分野への興味や、バイオマス活用の推進について、民主党の進める施策には違和感を感じないと述べていました。
 興味深いのは、民主党政権になった場合に、彼女がどういったポストで処遇されるかという点でしょうか。
                              記者 星 良孝
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