東日本巨大地震で被災なすった皆さんに深く哀悼の意を表します。現在、国を挙げて救援活動を展開しつつありますので、明日を信じて是非とも頑張っていただきたい。東京に在住しておりますが、家の前の神社の石鳥居に亀裂が入り、昨日撤去されました。
 さて、人命の次に重要なものとして生命科学研究では、バイオリソースがある。東日本巨大地震によって水道、電気、ガス、情報網などに甚大な被害が与えられたため、バイオリソースの保存に必要な電気、水、そして液体窒素の供給か困難となっている。また、東北電力や東京電力による定期停電の実施も、バイオリソースの存在を危うくしつつある。非常用電源の燃料確保も困難な地域があるためだ。一度失われたら、二度とは入手できないバイオリソースの保全を、全国の研究者は急がなくてはならない。
 是非ともまず、バイオリソースの被害状況を文部科学省のライフサイエンス課(03-6734-4113、kumikae@mext.go.jp)に連絡願いたい。バイオリソースを保存するためのアドバイスが得られるはずだ。また、西日本などの研究者にバイオリソースを寄託し、デュプリケートとして保存するのも検討願いたい。
 本来ならば、理化学研究所バイオリソースセンターなど、保存機関に帰宅してデュプリケートとして保存することを検討していただきたいが、実は筑波も被災中で寄託を受け入れる余力が現在確保できていない。
 今すべきことは各自が知恵を絞って、バイオリソースを何とか保存することだ。電気は比較的復旧しつつあるが、液体窒素の入手は地域によってはタンクローリーが東北関東地方の被災地に集中投下されているため、困難になりつつあります。
 皆さんのご無事とご奮闘を心から願っています。研究室の被災状況や今必要なものなど下記の皆のホームページにご投稿願います。バイオコミュニティを挙げて支援したいと思います。投稿用パスワードをお持ちでない方は皆のホームページの一番下をご覧の上、メール願います。
●皆のホームページ(http://biotech.nikkeibp.co.jp/100hpn/index.jsp)
 皆さん、頑張りましょう。