写真:京都の泉。ぼーっと見てるだけで、頭が涼やかになりました。
 今朝、起きてインターネットを見ていると、欧州系の新聞やワイヤーで、腎臓細胞がんに対して標的医薬と抗体医薬の処方を英国政府は認めないという記事が踊っておりました。昨年から囁かれていましたが、とうとう英国の国民健康保険サービス(NHS)は標的医薬に関して厳しい判断を示しました。
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2005/5155/
 現在、200種以上開発が進んでいる抗体医薬や標的医薬に関しても、欧州や日本、そして来年、政権が交代し、保健医療政策の大幅な変更が予測される米国でも、経済性という風当たりが強くなるでしょう。どうやって、こうした医療技術革新の成果を国民に還元するための原資を確保するか?政治家だけでなく、患者団体、医療団体、そして製薬企業の重要な努めとなるでしょう。
 我が国では両刃の剣かも知れませんが、いよいよ長期収載品の薬価に手をつけざるを得ないのではないでしょうか?
 
 本日も暑いですが、どうぞご自愛願います。
       Biotechnology Japan Webmaster 宮田 満