写真:シンガポールのバイオポリスの成長を支えている若き人材。シンガポール経済開発公社(EDB)のメンバーはBIOで、製薬企業の誘致に駆け回り、声をすっかり枯らしていた。
 2007年に我が国のバイオ市場は2992億円に到達した(日経バイオテク調査、日経バイオ年鑑2008)。しかし、我が国もじつはおちおちしてはいられない。アジアにおける最大のバイオ市場の座を、シンガポールにここ数年以内に奪われる可能性が、本当に出てきたためだ。
 2007年にシンガポールのバイオメディカル分野(医薬品、医療機器)の工業生産額は17億米ドルを突破したためである。必ずしもバイオに限定した数字ではないので、そんなに大騒ぎしなくてもと思われるかもしれないが。
 ビッグファーマのトップ10の8社はシンガポールに工場、もしくは研究所を既に設置している。現在、スイスNovarits社、英GlaxoSmithKline社のいずれもバイオ工場が建設中で、数年以内には更にバイオ・メディカルの工業出荷額が増額する見込みだ。
 これに加えて、米Genentech社も抗体医薬の工場を稼動させ、米Affymetrix社も全世界の90%のDNAチップの生産をシンガポールで行うことを先ほど決定したばかりだ。
 何故、シンガポールがこんなにも栄えるのか?
 その謎を解き明かす(あんまり自信はありませんが)インタビューを行いました。近く、日経バイオテク・オンラインに掲載しますので、乞うご期待。
   Biotechnology Japan Webmaster 宮田 満