やはり聖火リレーは、アテネ→北京の最短距離を行くべきでした。前々回のオリンピックの慣習に戻すべきだと思います。スポーツと政治は分離した方が賢明です。
 いよいよゴールデンウィークに突入しましたね。皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
 今年は気候良く、テニスのやりすぎで既に左足首を痛め、歩くだけで苦痛に顔を歪めております。ややリタイヤ気味。医師の診断ではたいしたこと無いの一言で、多分、明日もテニスだと思います。
 Biotechnology Japanのアクセスログを見ても、どうやらバイオ研究者は仕事よりリフレッシュに専念している様子が読み取れます。それでも世界は回っているという時代錯誤の主張はどうやら受けそうにありません。 まずは、ゆっくりBTJジャーナルなどをダウンロードしてこの半年のバイオや生命科学、そしてわが国の知の基盤であるはずの大学の変容をレビューすることをお勧めします。4月25日に発刊した08年4月号では、iPS細胞の山中教授の第二の挑戦という記事をまとめました。どうぞ下記よりアクセス願います。勿論、無料でダウンロード可能です。
 そこで、GWでは、バイオの先端画像や動画をご紹介したいと思います。
 最近、最先端のバイオ研究を紹介するために動画を利用することが欧米では当たり前になりつつあります。動画はリアリティがあるために、つい作者の思いこみも真実として刷り込まれてしまう危険性もありますが、それでも科学的真実にできるだけ近づこうという意思を込めた動画は極めて説得力があるし、それを見た視聴者にも知的な刺激を与えます。これに打ち勝つには、短い言葉や贅肉をそぎ落とした文章しかありません。記者もまことに大変な時代を迎えたものです。
 第一弾は「 京都の研究室から送信された、この映像を見て、ヒトでもiPS細胞が樹立できたと確信した」(京都大学iPS細胞研究センターの山中伸弥教授)という、決定的な動画です。
http://download.cell.com/supplementarydata/cell/131/5/861/DC1/mmc8.mpg
 ES細胞の分化誘導でも、心筋が拍動する動画を紹介する場合が多いのですが、由来がヒトの皮膚の線維芽細胞であることを思うと、再生医療という3年前にはSFに近いコンセプトが実現性を帯びてきたことを感じさせます。
http://www.cell.com/content/article/abstract?uid=PIIS0092867407014717
 本日の朝刊で政府、国際的に競争力のある科学研究を促進するために緊急特別枠140億円を09年度に創設すべきだという方針を固めたと報道されまいた。これは俗に言う一種の観測記事である可能性があり、政府筋が検討する課題を予め漏らし、その反響を探っている可能性があります。もし、これが6月の骨太の方針にのり、実現できるとしたら、iPS細胞に関する真水の研究費確保も夢ではなくなります。山中教授の目下の最大の関心は、国際的な競争と京都大学に設立が決まったiPS細胞研究推進統合拠点のための研究費獲得。安心して世界と競争できる環境を準備することが重要です。この際、5年間は歯を食いしばって国税の集中投入に応援をいたしましょう。
http://biotech.nikkeibp.co.jp/btjjn/pdf/btjjn0804.pdf
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20080428AT3S1900G27042008.html
 結局、頑張れメールになってしまいました。
 GW中でも、それでも世界は回っています。 お元気で。
         Biotechnology Japan Webmaster 宮田 満