写真:山形県鶴岡市の桜。日本は本当に縦長です。東京では八重桜も散り果てているのに、東北ではソメイヨシノが満開、GreenInnovation Mailの編集人の久保田記者が言っておりましたが、北海道では開花したところです。
 昨日、平成元年から20年も続いている産学連携コミュニティである熊本知能システム研究会に参加してまいりました。熊本大学工学部を中心に産学官から人材が参加、毎年100回以上も研究会を開催する熱気溢れる会合でした。若い学生も混ざっているのも好感しました。
 ここでバイオの話で盛り上がったのですが、最近、工学系研究者や工学系企業のバイオに対する関心の高まりは注目に値します。
 重厚長大産業は国のインフレ整備が終了すれば、発展途上国に市場を移転せざるを得ません。加えて今やほとんどの家庭に商品が行き渡ってしまった結果、機械やエレクトロニクス、自動車などの工学系産業も、供給量、スピードやコストの追求による生活の量的改善から、より高い生活の質的改善に向わざるを得ない状況です。
 では、生活の質とは何か?
 健康(心身とも)、安全・安心、そして美しい環境に集約されるのではないでしょうか?
 今のところ人類は、少なくとも先進国では、生存本能に操られた快楽追求を終焉し、静かな快楽追求に向う段階に到達したと考えています。物理的な量の追求から、バイオ的な質の追求が始まったのではないでしょうか?従って、人々の新たなデマンドに応えるため、工学的な産業もバイオに参入せざるを得ないと確信しております。

写真:阿蘇山麓の工業化が進み、唯一の熊本の欠点である交通渋滞がどんどん深刻化しています。
 本日も自動車部品メーカー、デンソーがバイオに参入した記事を書きました。エネルギー系企業と工学系企業のバイオ参入は既に静かに始まっているのです。これからこの分野に注目していきます。トヨタや本田などの自動車企業は既に参入しています。日産も検討中という噂も聞いています。
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2005/2347/
 どうぞ皆さんも新たな工学系企業の動きなどご存知でしたら是非ともご一報願います。
             Biotechnology Japan Webmaster 宮田満
ps
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