写真:昨日の花散らしの雨風にも耐えた皇居の土手の桜。小学生の頃よくここで遊びました。
 ブログというのは一度サボりだすと、復帰するのが大変です。
 よっこらしょ、と掛け声をかけながら、再開いたします。
 昨日、科学技術振興調整費「イノベーション創出若手養成プログラム」の審査を五番町の会議室で無事終了。多士済々の委員が参集、白熱の議論でしたが、皆さんの軸足がポスドクと大学院改革によるイノベーションに貢献できる人材の育成に定まっていたため、着地点は明確でした。今回のプログラムは、今までアカデミアの後継者育成に偏っていた大学院教育を社会や企業に変革を起こすイノベーションの担い手育成も担ってもらうように、新しい教育システムを開発することに狙いがあります。
 当然のことながら、新しい試みなので、まだ試行錯誤の段階です。26件の応募案件の中から、未来を拓く可能性のある提案を広く採用し、5年かけて検証する計画です。来年もこのプログラムの応募を行う予定です。今年、応募しなかった大学や研究機関は是非とも準備や議論を進めていて欲しいと思います。
 自己完結していた大学院を社会に開く、新しい試みです。学生と大学院生減少に直面している大学こそ知恵を絞らなくてはなりません。
 4月1日はエイプリルフールですが、騙されたのではないかと思うような画期的な通知が3月31日に厚労省が出しました。
 利益相反に関する通知です。これは皆さんの研究生活に大きく影響するもので、しかも極めて果断に行われたため、頭の古い正統的な研究者には俄かに信じられないかもしれません。しかし、これが現実です。詳細は日経バイオテクオンラインで本日、報道いたしますので、乞うご期待。一点だけ。科学研究費補助金に次ぐ規模を誇る厚労科学研究費補助金を、皆さんの所属する機関の利益相反管理体制が今後2年以内に整備されない場合、受け取ることができなくなるとだけ、明らかにいたします。文部科学省の調査では我が国の大学の4割がまだ利益相反管理体制が整備されていない状況です。
 皆さんもどうぞ自覚を持って、大学や研究機関に早急に働きかけをしていただきたいと思います。
 今回通知されたファイルは下記からダウンロードできます。
厚労科学研究費利益相反指針通知
 新しい年度が始まります。我が国の研究環境も一歩一歩、透明性の高い国際的なレベルに近づきつつあります。
 花冷えですが、皆さん、どうぞお元気に。
  Biotechnology Japan Webmaster 宮田 満
ps
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