写真:知的クラスター・産業クラスター合同成果発表会の会場の札幌パークホテルからは、まだ凍っている池が見えました。
 現在、成田空港のラウンジでこれを皆さんに書いています。
 昨日、札幌で嵐田北海道副知事とお会いいたしましたが、「組換え農作物を拒否した北海道が知的クラスターでバイオを取り上げたのはどういう訳か?」と直裁に聞いたところ。意外な答えが返ってきました。
 「あの条例の目的は組換え農産物(GMO)を拒否することではなく、非GMOとGMOが混在することを避けることが目的だ。確かに隔離距離は長いかも知れないが、GMOの北海道での栽培を拒むものではない」と明言しました。
 先週の高橋北海道知事も道議会の答弁で、「バイオは北海道の最重点課題」と発言しています。どうやら北海道庁が、バイオ支援に大きく政策転換したようです。実際、事実上GMOの栽培禁止を目指して当初制定された条例を担いで副知事まで上り詰めた、元農政部長は副知事を辞めており、人事的にも技術進歩を拒む頑迷な勢力が道庁から退潮しつつあります。
 嵐田副知事はかつて先端技術課長を経験しており、北海道を公共事業依存型の経済構造から、バイオなど先端技術駆動型経済へ大きく変える舵取りを行っています。
 農業の技術革新に不可欠なバイオへの理解が北海道庁でもやっと得られたのです。第二期知的クラスター計画で、バイオによる機能性食品や農産物の開発をテーマにした北海道の本気がこれから試されます。

写真:3月20日朝の成田空港。もうすぐ機上に。
 そろそろインドMunbaiに出発する時間が迫ってまいりました。Munbaiの空港のそばにはインドのバイオインフォマティクス、クリニカルインフォマティックスの巨人、Cognizant社のライフサイエンスの拠点があります。レポートしますのでご期待下さい。
 ひょっとして通信事情のため、ブログに投稿できなくなるかもしれません。26日に帰国しますので、音信普通となってもご心配なきよう願います。
  Biotechnology Japan Webmaster 宮田 満