今夜からいよいよ全英テニス選手権、いわいるウィンブルドンが始まります。また、睡眠不足必至ですね。
http://www.wimbledon.org/en_GB/index.html
 クレーコートに翻弄された芝の王者、フェデラーの復活を期待しています。ぐりぐり系のスピンでひたすら豪打し合う全豪選手権とはまったく異なる、シャープでインテリジェントなテニスが楽しみです。
 どうしても芝のコートでテニスをしたくて、スコットランドに出張の折(もう時効です)に、テニスコートを手配していただき、テニスを楽しみました。しかし、当初予想していたよりも芝のコートはイレギュラーが多発、しかもボールが跳ねる音もパンンともポンンとも冴えないというか、ヒューモラスな感じでした。エディンバラの一流クラブでしたから、コート管理が悪いわけもなく、本来のテニスとはこうした偶然性とユーモア、つまり忍耐を要求されるスポーツであることを初めて知りました。芝のテニスは英国風でした。本当に、現地に行って見なくては判らないことばかりです。
 日本勢も女子は期待できそうです。全仏では準決勝までいった女子ダブルスは、今度こそ優勝していただきたい。
 さてバイオです。7月はバイオの勉強月間である、と銘打って、3本のセミナーを開催します。
 まずは、若手研究者に嬉しいお知らせから。 7月4日、東京汐留で開催する「siRNA創薬」のセミナーに関してだけですが、大学生、大学院生、ポスドク、そして助教までの若手研究者を、スポンサーのご厚意により、無料招待いたします。この分野こそ、若手研究者が肝心であるという認識です。下記のサイトから、どうぞ学生専用申し込みのリンクを押してご登録願います。
 この分野にこそ皆さんの未来があります。企業や准教以上のプロの研究者はどうぞ有料参加者としてお申し込みをお急ぎ願います。席がなくなってしまう可能性もあります。
http://bio.nikkeibp.co.jp/bio/seminar/070704/
 7月12日の抗体医薬のセミナーはおかげさまで、満員札止め寸前です。下記からお申し込みまだの方は、お急ぎ下さい。
http://bio.nikkeibp.co.jp/bio/seminar/070712/
 さて、本日のメインイベントですが、7月26日の「miRNAが変える、創薬、がん、発生研究」の募集を開始いたしました。今回のセミナーは実は目玉が2つあります。
http://bio.nikkeibp.co.jp/bio/seminar/070726/
 第一の目玉は、我が国のmiRNA研究のリーダーを一堂に集めたセミナーです。海外出張などで2人ほどご都合がつきませんでしたが、この2人を加えれば、我が国のmiRNAのパイオニアに一回のセミナーで会うことができるためです。miRNAは多細胞生物の生命現象の基本原理であり、今後のバイオ研究の主流となる現象です。これによって、大きく創薬や疾患の治療法、はてまた植物が主役となる環境問題まで、私たちは技術革新の源を得ることになるのです。大きなチャンスがあると思います。
 第二の目玉は、実はこのセミナーは、高感度次世代DNAチップのセミナーでもある点です。
 今年2回行ってきたDNAチップセミナーの延長線上にあります。残された問題であるDNAチップやDNAマイクロアレイの感度の問題に正面から切り込みます。我が国で初めて、高感度次世代チップの生データが披露されるはずです。これによってハウスキーピング遺伝子のmRNAだけでなく、転写調節因子やmiRNAなど稀少なRNA分子種の変化を精密に解析できます。さらに、ゲノムの構造的変化や遺伝子コピー数の変化(CGH)などの解析も可能となり、ゲノムの統合的な解析と生命現象の分子レベルでのより統合的な解析が可能となるかも知れません。
 是非とも、皆さん、時間の許す限り3つのセミナー全部にご参加願います。これらのセミナーは緊密に結びついており、参加することで、皆さんの頭脳に大きなバイオ研究の進展の俯瞰像が描かれることになるはずです。
http://bio.nikkeibp.co.jp/bio/seminar/070726/ 
http://bio.nikkeibp.co.jp/bio/seminar/070704/ 
http://bio.nikkeibp.co.jp/bio/seminar/070712/
 そんなことあるはずがないじゃないか、という方も是非ともご参加願います。専門家の皆さんとのパネルディスカッションこそ、BTJプロフェッショナルセミナーの第3の売り物です。会場で皆さんとお会いすることを楽しみにしております。
 さて、宣伝ばかり書き連ねていたら、もうすぐ厚生科学審議会科学技術部会が始まってしまいそうです。
 何故か、9階の省議室はうだるような暑さで、この会場ではどんな方の頭脳もきっと回転数を落とさざるを得ない状況です。東京は本日は雨のち曇りで、涼しい気候なのに、何故にこんなにこの省議室は暑いのか? まさか、厚生省の陰謀ではないと思いますが、そろそろクールビズの建前よりも、実質を尊ぶ時が来たのではないでしょうか? この会議室は窓も開けることができない設計です。
 これから18年度の厚生労働科学研究費補助金の成果の評価、厚生労働科学研究費補助金の不正経理への対応、厚生労働科学研究費補助金配分機能の移管(ファンディングエージェンシー化)についてと、極めて重要な議論を、蒸し風呂で始めるのです。部会長も「外より暑い会議室」と冒頭の挨拶で指摘し、会場の笑いを取りました。
 補助金配分機能移管に関しては、今後の厚生労働研究費のあり方そのものを変える可能があるので、皆さんも是非ともご注目願います。議事録は厚労省のホームページにもアップします。 今週もどうぞ、お元気で。PS
 若手研究者のアイデアを共に発展させる塩野義製薬のシーズアイデアコンテスト、FINDSの応募締め切りまで4日と迫りました。たった1000文字、皆さんのアイデアをちょっと記述するだけで、ご応募いただけます。まずはご応募をご検討願います。塩野義製薬はずべての応募案件について、きちっと採否の理由をお返しするといっております。皆さんのアイデアをどれだけ企業が別の観点から評価するか? を知ることだけでも意味があると、私は思っております。どうぞ皆さんのご応募を期待しております。
 FINDSの応募は下記から。
http://www.shionogi.co.jp/finds/