2014年7月4日、小野薬品工業は抗ヒトPD-1モノクローナル抗体「オプジーボ」(ニボルマブ)が、根治切除不能な悪性黒色腫を対象に世界に先駆けて国内で製造販売承認を取得したと発表した。

 従来癌治療用抗体と言えば、抗HER2抗体の「ハーセプチン」(トラスツズマブ)や抗EGFR抗体の「アービタックス」(セツキシマブ)などのように、癌細胞に高発現または特異的に発現する分子を標的とし、抗腫瘍効果を発揮するものが大部分を占めていた。しかし近年、癌治療用抗体の主役は、癌免疫療法に移りつつある。ニボルマブの承認は、まさにその象徴と言えるだろう。

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