ゲノム倫理指針が大幅に改定された。これによって今まで手続きが煩雑だったゲノムコホートなどの研究が加速される。また連結不能匿名化の条件も明快になり、我が国の疾患リスク遺伝子の探索研究が事実上、大幅に緩和された。2013年に我が国の臨床研究の信頼性にダメージを与え、国際的にも信用失墜させたバルサルタン(商品名:「ディオバン」)臨床研究データ操作事件」が勃発、東京慈恵会医科大学や京都府立医科大学、そしてノバルティス ファーマのガバナンスに大きな疑問符が付いた。この事件は、単なる企業や大学のスキャンダルに止まらず、我が国の臨床研究・試験を支える基盤の脆弱さを露わにした。

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