2013年は、次世代シーケンサーの勝ち組と負け組が明確になった年である。初代の3種類のNGSのうち、454-Rocheの事業が中止されることが決定され、SOLiDのIllumina に対する劣勢な状況が明確になった。Illuminaの挑戦者がIon Torrentであることが認知された。1分子シーケンサーでは、ナノポアシーケンサーが停滞している間にPacBioが着実に進歩し、その基盤を確立したといえる。一方、1分子シーケンサーのパイオニアであった米Helicos BioSciences社は2012年の末に倒産した。次世代シーケンサーの分類は少々混乱しているが、多分子型と1分子型に大別することが妥当である。多分子型を第2世代、一分子型を第3世代と称する場合が多いが、初代のNGSのみを第2世代とする場合もあり、キャピラリーDNAシーケンサーを第2世代と考える場合もある。(東京農工大学教授 養王田正文)

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