ダイズの種子(大豆)の国際価格は2008年に乱高下した後で2010年末から再び高騰して高止まりしている。この価格高騰と2013年春からの円安が、製油や豆腐、納豆業界に大豆原料コスト増の影響を及ぼしている。健康機能性を訴求する新商品では、キッコーマンが2013年9月、アンジオテンシン変換酵素(ACE)を阻害する大豆ペプチドを含む血圧高め対策の特定保健用食品しょうゆ「まめちから 大豆ペプチドしょうゆ」を発売した。腸内細菌の作用で大豆イソフラボン成分から生まれるスーパー大豆イソフラボン、エクオールをダイセルが2013年に事業化した。「Soylution」の事業を展開している大塚ホールディングスの大塚製薬も、エクオール含有商品の開発に注力している。大豆たんぱく質由来のβコングリシニンを中性脂肪対策トクホとして事業化している不二製油は「大豆ルネッサンス」を打ち出して大豆たんぱく事業を2011年度にV字回復させ、特許取得USS(Ultra Soy Separation)製法を2013年春に事業化した。

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