プロバイオティクスが広く利用されているヨーグルトの市場は日本で拡大し続け、各社が増産を進めている。乳酸菌の技術を得意とする企業の買収も相次ぐ。DNAシーケンサーの高性能化が寄与して、腸内細菌の健康影響に関するゲノム情報を解析する研究が急速に発展している。腸内菌を構成する菌叢(フローラ)にはやせ型と肥満型があるという知見から肥満・メタボリックシンドローム対策に寄与するプロバイオティクスの研究が盛んだ。研究成果を消費者に伝える工夫も進化し、ヤクルト本社は乳がんやかぜの対策にプロバイオティクスが役立つという研究成果の情報発信を2013年10月から強化した。1969年に健康な乳児からBifidobacterium longum BB536株を分離した森永乳業は日本農芸化学会の技術賞を2013年に受賞した。

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