2010年に世界第3位の市場へと成長した中国へ,我が国の企業は再参入を図っている。少子高齢化でデフレから脱却できない国内市場から,海外に収益の重心を移しつつある。しかし,2011年の特徴は,欧米企業に続いて,我が国の企業も中国企業の買収に着手したことだ。円高を利用して,スイスNycomed社を買収,中国を含めた発展途上国市場に一挙に販売網と売り上げを獲得した,武田薬品工業の動きは2011年のハイライトとなった。2012年の我が国企業の中国進出は9月15日から中国全土で勃発した反日デモとその一部が暴徒化,日系スーパーや商店などに被害が出たことにより,転機を迎えている。

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