協和発酵バイオは2012年5月にアガリクス事業をエス・エス・アイに譲渡した。アミノアップ化学の新工場が2011年9月に完成し,担子菌培養抽出物であるAHCC(Active Hexose Correlated Compound,活性化多糖類関連化合物)の生産能力がこれまでの2倍の年90tに増えた。免疫力を高めて抗がん作用も発揮するとされるキノコ健康食品は,末端の販売価格換算で700億円とも言われる巨大な市場を形成していたが,一部製品の安全性懸念などで市場は大幅に縮小した。2012年9月に都内で開催されたきのこ学会では,次世代シーケンサーやマイクロアレイを活用した成果も発表された。放射性物質汚染対策をテーマにした市民公開シンポジウムも開催された。

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