機能性アミノ酸を配合した食品の市場(消費者購入ベース)は年1000億円ほどとみられている。ヒト試験の成果をもとにアミノ酸の健康機能を訴求した有力サプリメントは相次ぎ,商品化されている。2012年には最先端のスポーツ選手向けサプリメント「アミノバイタル」GOLDを日本オリンピック選手団に提供し,「アミノバイタル」アミノプロテインや「アミノバイタル」パーフェクトエネルギー味を発売した。睡眠問題対策のアミノ酸サプリメントはグリシンサプリメント「グリナ」を味の素が05年8月に発売,翌06年6月にトマト酢とGABA配合の快適生活サポート飲料「グッスミン」をライオンが発売し,セリンサプリメント「すやりん」をファンケルが09年に本格発売した。協和発酵バイオはオルニチンに続き,07年夏には日本で解禁となったシトルリンのサプリメント販売を開始した。07年4月には必須アミノ酸研究委員会が発展した日本アミノ酸学会が活動を開始した。キリンホールディングスが2010年4月からグループ横断ブランド「キリン プラス−アイ」の展開を開始,その第1弾の機能性素材に「回復系アミノ酸」のオルニチンが選ばれ,製造する協和発酵バイオでは,オルニチンの増産体制を整え,生産能力を約5割向上させた。

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